2004年5月 旧古河庭園〜東京タワー

5月29日『旧古河庭園』〜『東京タワー』に行って来ました。
まずは『旧古河庭園』です。
 この庭園は陸奥宗光の別邸でしたが、
彼の次男が古河財閥の養子になった時、古河家の所有となりました。
現在は東京都の管轄になり一般公開されています。

 現在の洋館と洋風庭園の設計者は、英国人ジョサイア コンドル氏です。
氏は別のページで紹介した旧岩崎邸のほか、
鹿鳴館、ニコライ堂などを設計したスゴイ人です。
 岩崎邸と比べると、かなりシックな外観となっています。
それでも日本でこの建物を見ると異国情緒たっぷりの外観をしています。

残念なことに内部は見ることが出来ません。
ただし 往復はがきによる事前の申し込みをすれば見ることが出来ます。
私たちは申し込みなどしなかったので当然見れませんでした。
(内部は写真撮影禁止だそうです。)
当日は結婚式をやっていて内部見学は一切無かったようです。
都の公園で結婚式をやっているなんて・・・。


正面入り口から入るとすぐに洋館が目に飛び込んできます。










あまり大きくありませんがバラ園があります。

色とりどりのバラが咲いていました。


洋館でも日本では日本庭園が付きもの。
この庭園の作庭者は、小川治兵衛氏。
ここ以外にも、山県有朋の京都別邸である無鄰庵、平安神宮神苑、
円山公園、南禅寺界隈の財界人の別荘庭園などを手がけ、
その後の造園界に多大な貢献をした人です。


次はちょっと離れていますが東京タワーへ向かいます。
汐留シオサイトに車を止めて地下鉄大江戸線・汐留駅から大門へ向かいます。
大門駅から東京タワーへ歩いていくと
増上寺』のとても大きな山門が見えてきます。

増上寺は浄土宗の七大本山の一つ。
江戸時代の初め源誉存応(げんよぞんのう)が
徳川家康の帰依を受け、大伽藍が造営され、
以後徳川家の菩提寺として、栄えました。
戦災によって徳川家の将軍や
その一族の御廟(ごびょう)は焼失してしまいました。
焼失をのがれた三門(さんもん)・経蔵(きょうぞう)・御成門(おなりもん)などを
含む境内(けいだい)は、昭和四十九年完成の大本堂とともに、近代的に整備されました。


三解脱門は(さんげだつもん)(三門)は元和8年(1622)の建立で、
増上寺が江戸時代初期に大造営された当時の面影を残す唯一の建造物であり、
国の重要文化財に指定されています。
様式は、二階二重門朱塗入母家造りで、建物等唐様を中心とし、
匂欄等に和洋が加味され、和唐折衷の美しさを見せています。
上層内部には、建立当時の京仏師による釈迦三尊(都指定の有形文化財)、
十六羅漢の各像を安置しています。
大きさは、間口十間四尺五寸(19.5m)、奥行五間(9m)、高さ七丈(21m)。


二代将軍秀忠の墓所がある鋳抜門
六代将軍家宣 と七代将軍家継の墓所は戦火で消失してしまいました。


大殿も奥にそびえるタワー。
目的地はすぐそこです。


最後は日本を代表するシンボル『東京タワー』です。
私は神奈川に住んでいるのですが、
生まれて始めて東京タワーに行きました。
東京タワーの開業は1958年12月、総工費は28億円、
高さは333m(エッフェル塔320.5m)。
自立鉄塔としては世界一の高さを誇ります。

真下から眺めるのその高さは圧巻です。

途中の四角い部分が大展望台(高さ150m)
その先の丸い部分が特別展望台(高さ250m、大展望台とは別料金)

タワーに到着すると東京タワーのマスコット『ノッポン』が出迎えてくれました。
結構人気があり観光客に取り囲まれ記念撮影攻めにあっていましたが、
すぐに事務所に引っ込んでしまいました。


ますは大展望台2Fへエレベーターで向かいます。(当然有料です。)

大展望台2Fから見た汐留シオサイト


六本木ヒルズ

大展望台2Fからまた別料金のエレベータに乗って特別展望台へ向かいます。
このエレベータは小さなものが一つしかないので結構待ちます。
時間に余裕が無いと行けません。
 
レインボーブリッジとフジテレビ
左が大展望台2Fから見た写真、右が特別展望台から見た写真

帰りのエレベータは大展望台1Fにあります。
ここには足元にガラスが貼ってあるところがあり、そこに乗ると空中に浮いているようです。


下りエレベータで降りると地上の建物の屋上で降ろされます。
そこはデパートの屋上の遊園地のような、とってもノスタルジックな空間です。
東京タワーの他の施設もとってもノスタルジックですが・・・。
2Fの土産物屋街?で土産を買い、シオサイトで夕食をとり帰りました。



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