2004年10月 鳩山会館〜旧東京医学校本館

10月17日『鳩山会館』〜『旧東京医学校本館』に行って来ました。
まずは東京都文京区の音羽にある『鳩山会館』です。

パーキングに車を止め、適当にこの辺だろうと見当を付け目的地に向かったのですが、
なかなか見つけられず住宅街の中を1時間ほどさまよってしまいました。
着いてみるとパーキングから見える位置にあったので
今までの苦労は何だったのだろうという感じでした。

鳩山会館は衆議院議員の鳩山由紀夫、邦夫のお爺さんで
元総理大臣の鳩山一郎が大正13年に建てました。
現在は修復され鳩山家の功績を記念するための
鳩山会館として一般公開されています。

設計を手掛けたのは岡田信一郎で、
大正・昭和初期を代表する建築家だそうです。

外観はかなり可愛い感じの建物のです。
それと意外に建物も庭も小さいです。
部屋も結構狭いです。


鳩山の名前にちなんで鳩がいたるところにあります。


ステンドガラスの図があまりにも日本的なのが笑ってしまいます。

 
外観は洋風ですが日本間もあります。
やっぱり畳がないと落ち着かないか・・・。
この日はフラワーアレンジメントの展覧回を建物の中でやっていて
至る所に花がたくさんありました。


次は護国寺へ行こうとしたのですが、近くに空いているパーキングが見当たらず
あきらめて小石川植物園へ向かいました。
こちらも空いているパーキングがなかなか見当たらず、
かなり離れた所に車を停めるはめになってしまいました。

小石川植物園の正式名称は東京大学大学院理学系研究科附属植物園
というすごい名前が付いています。
植物学の教育・研究を目的とする東京大学の教育実習施設です。
この植物園は日本でもっとも古い植物園で、
約320年前に徳川綱吉の白山御殿の跡地に徳川幕府が作った
「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身です。

日本庭園

小石川植物園の日本庭園は、
徳川綱吉が幼少の頃住んでいた白山御殿の庭園に由来します。

日本庭園の向こうには東京大学総合研究博物館
小石川分館 (旧東京医学校)が建っています。
この建物は明治9年(西暦1876)に建築された旧東京医学校の本館で、
東京大学に関係する建造物では現存する最古のもので、
国の重要文化財に指定されています。
昭和44年ここに移設されました。
現在は、東京大学総合研究博物館の小石川分館として、一般公開されていますが、
小石川植物園内にあるようでいて、
実は博物館に入ると植物園には戻れないのです

変なシステムになっています。
この季節植物園には花が咲いている訳でもなく見るものもないので
すぐ博物館に入ってしまいました。

現在の旧東京医学校本館の建物は、数度の大改修を経ています。



内部は外観とずいぶん違い、
外観とはなんの繋がりもない非常にモダンな作りになっています。
この日は近代アートの展示をやっていました。(博物館なんだよなぁ?)

テラスの手すりは神社のよう

裏にある正面?入り口は非常に近代的で自動ドアです。



今回のドライブは駐車場探しに時間を取られ、
内容の薄い物足りない1日となってしまいました。




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鳩山会館

東京大学大学院理学系研究科附属植物園

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