2004年11月22日 犬山・国宝犬山城

旅行2日目は犬山市内周辺と日本ライン下りです。



犬山城
犬山城は1537年織田信長の叔父である織田信康によって築城されるが、
その後何代か城主がかわり、
1617年成瀬隼人正正成が城主となってからは成瀬氏が継いで明治に至った。
日本で唯一の個人所有の城であったが、
平成16年財団法人「犬山城白帝文庫」が設立され、
城の所有者は成瀬家から財団法人になりました。

犬山城は日本に4つしかない国宝の城の1つで、
天守閣は日本最古の物です。
残りの3つは 姫路城、松本城、彦根城です。
木曽川ほとりの小高い丘の上に建つ美しく勇壮な姿に、
別名『白帝城』とも呼ばれています。
    
木曽川の対岸から見た犬山城(左)  天守閣から見た木曽川と昨日の宿『迎帆楼』(右)

犬山城の後は犬山市にある、もう一つの国宝・茶室如庵へ向かいます。
    
有楽苑(うらくえん)
如庵は有楽苑とういう庭園の中にあります。
有楽苑には、国宝茶室如庵、重要文化財旧正伝院書院、古図により復元された元庵、
新しく建てられた弘庵などがあり、
静かなたたずまいをみせています。

如庵は織田有楽斎(おだ うらくさい)は
信長の実弟織田有楽斎が建てた茶室です。
京都山崎妙喜庵内の待庵、大徳寺龍光院内の密庵とともに、
現存する国宝茶席3名席の1つです。
茶室如庵は各地を点々としましたが、昭和47年に犬山に移築され、
「有楽苑」と名付けられました。
ちなみに東京・有楽町の名前の由来は、江戸時代に織田有楽斎の屋敷が
あったことからこの名前がついたといわれています。


犬山城に通じる本町通りには古い街並みがところどころ残っています。
ただあまり観光化されておらず土産物屋とか飲食店はほとんどありません。
それでも犬山城入り口近くにあるわずかなお店で
『味噌煮込みきしめん』を頂きました。

昼食を済ませた後は『日本ライン下り』へと向かいます。
       
日本ライン下りは木曽川の美濃太田から犬山橋下まで
13kmを約1時間かけて船で下る遊覧コースです。
この間は雄大な河川美がドイツのライン川に
似ていることから日本ラインと呼ばれています。
途中、奇岩や紅葉や激流など見どころがたくさんあります。
   
途中何箇所か激流地帯があり、かなり水飛沫がかかります。
それに激流地帯で船頭さんがわざと船を揺らすため非常に怖いです。
また船頭さんがトンビにエサをやりこんなシーンも見られます。

今日は昨日の疲れが取れず早々と宿に向かいました。

今日の宿は『ホテルグランドティアラ春日井』です。
いつも旅行の時は温泉宿に泊まるのですが、
この辺にはそういう宿がないので・・・。
結婚式場だけあってなかなか豪華な宿でした。値段はかなり安めです。

部屋の窓から見たライトアップされた教会


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犬山市観光協会

有楽苑

木曽川観光

ホテルグランドティアラ春日井