とりあえず梅を何となく堪能し、ちょうどお昼頃になったので、
熱海駅まで戻って来て、昼食にすることにしました。
せっかく熱海だから海の幸が食べたい!
駅前はお土産物やさんがズラーッと並んで壮観。
和食のお店もたくさんあります。
その中で良い雰囲気のお店にカンで入ってみたのですが、
お値段も手頃で、1500円くらいから定食があり、
お刺身や干物など、いろいろ選べます。
金目鯛の干物を食べたのですが、
大きくて脂が乗っていて身がふわっとしていて美味しかったです。
そして、今回のもう一つの旅の目的は、
MOA美術館にある、尾形光琳・国宝「紅白梅図屏風」です。
こちらの美術館、外観もオシャレで立派なのですが、入館料も高い!
なんと1600円。
二人で3200円と言われた時には耳を疑いました。
大抵の美術館はせいぜい1300円くらいですからね。
(ビッグネームの○○展とかでも)
割引券を持っていて良かったです。
観光案内所などにありますので、行こうと思っている方は忘れずに。
あるいは前売り券を買っておいた方が良いかも。
国宝「紅白梅図屏風」については、
研究の結果、金箔を使わずに、
あたかも使ってあるかのように描かれていたものだというのが判明して、
最近話題になったので、記憶にある方もいるのでは。
でも実際に見てみると、本当に金箔だとしか思えませんでした。
素人目に分かるくらいなら、もっと早く発見されていると思いますが(笑)。
四角い小さな金箔を貼り合わせているように
マス目の線が入っていて、それもすごく自然だし、
金箔どうしが重なり合ってちょっと厚くなっている(ように見える)部分も
描いたのだとしたら(描いたんですよ)、
細密な仕事ですよ。とにかくびっくり。
それから、MOA美術館の他の収蔵品もすごいんです。
何というか、節操なく集めてみましたという感じで(すみません)、
国宝だの重文だのがゴロゴロしているのですよ。
そして並べ方もテキトー(すみません)。
見て見て!いっぱい集めたんだよ〜!と言わんばかり。
モネの睡蓮までありましたからね。すごいはすごいんだけど。
野々村仁清・国宝「色絵藤花文茶壷」が見られて良かったな。
琳派展でも見たような気がするのですが、やっぱりきれいでした。
形も可愛いし、色鮮やかでね。
とりあえず見応えはあります。
その後まだ時間が早かったので真鶴へ向かいました。
3時ごろ着いたのですが冬なので、陽がもう傾き気味でした。
とりあえず三ッ石海岸を散策。
人はほとんどいませんでした。
駐車場に4時に戻ると売店ではもう「蛍の光」が流れていました。 早っ!!
三ッ石海岸
潮溜りでカニを捕まえました。
TOP