2005年5月 大山ハイキング


5月3日大山にハイキングに行って来ました。

大山は丹沢山地の南東部、厚木、伊勢原、秦野の3市の境にある山です。
標高は約1252m。
相模平野から一気にそびえ立つ秀麗な姿の山容で、古くは「万葉集」の東歌にも、その雄峰の山容がうたわれています。
大山は、よく雨雲を呼ぶと伝えられていることから、雨降山(あめふりやま)の名でも親しまれ、阿夫利神社の「阿夫利(あふり)」は、この雨降に由来しているとも言われています。
また、大山山頂からは縄文時代後期・晩期の土器杯などが、出土しており、古くから大山に登る人がいたようです。

この日の朝はどんよりと曇っていて雨が降ってもおかしくないような天気でしたが、山に登るにつれ晴れてきました。
左の写真の中央の山が大山です。




階段沿いに立ち並ぶ土産物屋街をぬけるとケーブルカーの駅があります。 ケーブルカーに乗らなくても登れるのですが、私たちは根性がないのでケーブルカーを利用しました。

ケーブルカーを降りるとそこは標高696m、大山阿夫利神社下社があります。 山頂まで登らなくてもここでも結構見晴らしがいいです。

鹿もいて餌付けできるようになっています。


いよいよ登山の開始です。
登山口は下社の左側裏にある急だけど距離が短いコースとと売店の横にある緩やかだけど距離が長いコースがあります。
私たちは登りは急なコース、帰りは緩やかなコースをとることにしました。
こちらから登る方が景色が良く、楽しく登れるのではないかと思います。
しかし登り口には非常に急で長い階段が待ち構えています。

登山道は結構整備されているのですが、大きな石がゴロゴロとしている所もあるので、装備はしっかりしていきましょう。
下社から山頂までを一丁目から二十八丁目までわけてあり、石の標識があり休憩などの目安になるので結構登りやすいです。
私たちはほぼ一丁目毎に休んでいました。(休みすぎ・・・)
     

十二丁目には休憩所がありおじいさんが担いで持ってきたジュースなどを売っています。



ニ十丁目の富士見台からの眺め
写真では分かりませんが薄っすらと富士山が見えました。


 
 
 
登山道脇にはツツジや桜などいろいろな花が咲いていました。


     
私たちはかなりゆっくり登ったので、約2時間掛かってようやく山頂に到着しました。
普通の人なら1時間から1時間30分ほどで着くはずです。
山頂にはすでにかなり大勢の人がいて座る場所を探すのに苦労しました。


山頂から見た丹沢の山々


山頂から見た下界の街並み

 
     
 
丹沢はブナの木が多く樹勢していて、こんな大木を何本も見ることが出来ます。

     
帰りのコースは比較的緩やかな見晴台(写真右)〜二重滝を通るコースで下山しました。
見晴台を過ぎると木がうっそうとしていて日も当たらず、かなり肌寒かったです。

二重滝は水量がものすごく少なくあまり見ごたえがありません。


二重滝を過ぎると下社まではもうすぐです。
帰りもゆっくりと降りてきたため約2時間掛かりました。


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伊勢原市観光協会