2005年9月 くりはま花の国〜観音崎灯台
9月17日、「くりはま花の国」に行ってきました。 <開花状況を見た限りでは、まだ「三分咲き」だったのですが、 天気も良かったし、行ってみるか、ということになりました。 家から車を飛ばせば、一時間も掛からずに到着です。
すでに門の前に伸びる道路の花壇が、黄花コスモスでいっぱいでした。 これは期待持てそうだ、とさっそく中に入ってみるとやっぱり黄花コスモスの黄色とオレンジが鮮やかに出迎えてくれました。 コスモスのイメージと言えば、淡いピンクや紫ではないかと思うのですが、 黄花コスモスは、くっきりはっきり。目がチカチカしそうなほどです。 隣の花壇が普通の秋咲コスモスだったのですけれど、 そちらは残念ながら、まだまばら。花がちらほら。 この「くりはま花の国」ですが、とにかく広い。 あまりに広いせいか、 園内に「フラワートレイン」という名前のバスも走っています。 トレインだけどバス。列車型なので。 私達は乗らなかったですが、人気があるようで、 バス停には行列ができていました。
コスモス園はタテに長い作りになっているので、 歩いても歩いてもずーっとコスモスです。 ちょっと途中で飽きてくるくらいです。
コスモス園を抜けると、「冒険ランド」というアスレチック広場に出ます。 ここには大きなゴジラの滑り台もあります。 いきなり見上げるほどのゴジラが現れるのは、 迫力がありますが、ちょっとシュール。 子供たちはさぞや大喜びで遊んでいるだろうと思いきや、 意外とゴジラ滑り台は人気がないようです。 滑り台としてはそれほど大きくないので、 (ゴジラそのものは大きいけど) 遊ぶにはつまらないのかも。 他にもっと大きな滑り台もあるし。 股の間が入口になっていて、そこから入ってしっぽの所を滑ります。 顔のドアップを見てもらえば分かると思いますが、 かなりリアルに作ってあります。
それから「展望広場」に行きました。 そこまでの道のりは、やたらとうっそうとした森の中を歩きます。 しかもほとんど人が居ません。 こっちで本当に道が合っているのかな? と不安になるくらい、人が居ません。 これで本当に「展望」出来るの?と思いながら進むと、 ありました! そこだけ高台になっていて、展望台がちょこんとあります。 やっぱりここにも人があまり居ません。 でもちゃんと海も見えました。 ずっと森の中だったので、パーッと開けて爽快でした。 そしてまた森の小道を歩いていくと、園の入口に到着です。 他にも「パークゴルフ場」とか「ハーブ園」とかあるのですが、 広いので、そんなに歩いて廻れません…。 それにコスモスは季節モノですが、 それ以外の物は、またいつでも見られるし。 という訳で、「くりはま花の国」を後にしました。
それから昼食を取って、観音崎に向かいました。 こちらには「観音埼灯台」があります。 「たたら浜園地」に車を停めて、 のんびりと散策しながら、灯台まで歩くことにしました。 地図では距離があるように見えますが、 実際はそれほどでもありません。 途中の展望園地では一面に海が広がって、 東京湾を行き交う大きな船もたくさん見られます。そして対岸には房総半島が。意外と近いなぁ。
灯台に行く途中にはトンネルがあります。 トンネルを通らない道の方が近いのですが、 このトンネルが薄暗くて不気味な感じで、ちょっと見てみる価値はあります。 戦時中の名残なのでしょうか。トンネルを抜けると、海沿いにずっと道が続いています。そこからちょっと長めの階段を上ると、「観音埼灯台」に到着。
白い八角形の姿が美しいです。 料金を払うと上に登ることも出来ます。 中の階段は狭くてグルグル回るので、 頭がくらくらしますが、上に出ると眺めは最高。 ほんの少し上がるだけなのに、がらりと雰囲気が変わります。 オススメですよ。 横須賀は昔も今も東京湾防衛の要所であるため軍事施設がたくさんあります。 左は観音崎灯台近くにある昔の砲台跡。右は現在の自衛隊の船(観音崎の近くではありません) そして、また元の「たたら浜園地」に戻ったのですが、 ここで妙なものを発見しました。 「ゴジラの足跡」です。 そこにあった看板を読んでみると、 どうやらここがゴジラの上陸地点であり、 「ゴジラの滑り台」もこちらに設置されていたとのこと。 老朽化によって撤去されてしまったのを、 「くりはま花の国」に再現したという訳です。 不思議な偶然にびっくりしました。 短い時間ではありましたが、いろいろ廻って、楽しかったです。 今度は横須賀にチャレンジしてみようと思います。
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