2004年夏 霧ケ峰ハイキング〜諏訪

翌日は「諏訪大社」に行きました。

こちらは南北に二社ずつ、四ケ所ある神社で、御柱大祭で有名ですね。
柱を曳いて坂を下りて行ったりする荒々しく勇壮なお祭りです。
毎年やっているのかと思っていましたが、7年に一度なのだそうです。

そしてちょうど今年がその歳だったのです。
すでに終わってしまいましたが、きっとすごい人出だったんでしょう。
一度見てみたいです。
  で、その諏訪大社ですが、せっかくなので4ヶ所全部見ることにしました。
まずは「上社本宮」です。

こちらが一番立派なのかな。
重要文化財に指定されている拝殿を初めとして、古い建物がたくさん残っています。
現在の上社本宮の社殿は江戸時代後期に建てられたもので、
国の重要文化財に指定されています。
そしてそれを護るかのように「御柱」が4本、
それぞれ四方に立てられている姿は神秘的で荘厳です。

歴史があるせいか、どこを取っても絵になる光景が広がっています。
樹齢のある高い木々に囲まれているからかもしれません。
とにかく歴史を感じさせてくれるのです。

手を洗う所(名前忘れました)
なんとお湯が出ているのです。 それも結構熱い。

  そして次は「上社前宮」です。

が、こちらは全くひと気もなく。社も小さなモノです。
鳥居は立派だったですけれど。
向こうが「本宮」でこちらは「前宮」だから?
でももちろんここにも御柱が4本立てられております。

上社と下社の中間にある高島城へ寄ることにしました。

高島城は1590年、諏訪に転封された豊臣秀吉の武将
日根野織部正高吉によって築城されました。
この城は諏訪湖と数条の川により周囲の濠の役割をしていて、
諏訪湖の波が城壁にせまり、水中から城郭のみが浮き出したように見えたために、
「諏訪の浮城」とも言われたそうです。
明治8年に城郭は撤去され、昭和45年5月に復興されました。
1階は郷土資料室、2階は高島城資料室、
3階天守閣は高島城資料室と諏訪の平を一望できる展望室になっています。


高島城の近くにある信州一味噌で有名な宮坂醸造 丸高工場
味噌蔵がならぶ趣のある建物です。

そして「下社秋宮」へ。

こちらはこれまた大賑わい。観光バスも停まっているくらい。
さっきとエライ違い…。

  この「下社秋宮」には日本一大きいと言われている注連縄と、
青銅製では日本一大きいと言われている狛犬があります。
確かに神楽殿の注連縄は大きかったです。とんでもない大きさです。
でも狛犬はそうでもないなぁ。と思いましたが、
考えてみれば狛犬というものは、それほど大きいものではないのですよね。
だからあれでも十分大きいのかも。
青銅なので妙な存在感はありましたけど。
もちろんここにも御柱あり。

そして最後に「下社春宮」です。

秋宮と比べると少し規模が小さいです。
基本的な形は「秋宮」と同じだけに、その小ささが際立ってしまうという…。
特に神楽殿が非常にみすぼらしいです。
注連縄もかなり大きなものがあったのですが、それでも「秋宮」には敵わないし。

神楽殿の背後に控えている建物は「秋宮」とほとんど同じです。

ちなみになぜ「秋宮」「春宮」なのかというと、
神様がその時期にはそちらにおられるということだそうで。
それにしては規模が違いすぎるのはなぜだろう…。

ここの近くには「万治の石仏」という
一度みたら忘れられないような形をした石仏がありますので、
こちらにお越しの方はぜひご覧下さい。



 非常に愛らしい石像です。


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